刀水歴史全書72 | |
比較文明文化への道 日本文明の多元性 神川正彦著 定価: 本体2800円+税 2005年8月刊 ISBN 4-88708-343-2 四六判 311頁 在庫あり |
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日本文明は中国のみならず、アイヌや琉球を含め多くの文化的要素を吸収していた。その文化的要素を重視して“文明文化”という呼び方を提唱する。比較文明学の第一人者による日本文明論 |
【主要目次】 | ||
序 比較文明学の構築のために 1 19世紀〈近代〉学的パラダイムの依然たるひろがり 2 比較文明学という学的パラダイムの構築のために 1章 比較文明の方法 1 比較文明とは何か―方法を通して― 2 諸文明の時代と比較文明の社会学 3 比較文明学と環境問題 2章 日本文明の多元性―「周辺文明」の変動論― 1 序 説―変動論的考察とは― 2 日本における比較文明の系譜学的省察 3 「比較文明的遠近法」に映しだされる「日本の言説」 ―2つの開国を中心に― 4 日本文明の場合―〈脱周辺化〉の2つの歴史的段階を中心に― 5 沖縄文明の場合 ―「近世琉球」と「琉球処分」という二つの歴史的段階を中心に― 6 アイヌ文明の場合―「幕藩制」と「天皇制」という2つの段階を中心に― 3章 現代文明のゆくえ 1 比較文明学の学的基本性格―知の組み換えのために― 2 比較文明学の理論的課題―ISCSCとJSCSCとの対話― 3 比較文明的パースペクティヴに映しだされる文明と宗教 ―宗教的多元主義の立場― 4 文明の未来像 |
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